一般内科

一般内科

内科では、生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病、高尿酸血症など)、メタボリックシンドローム、
骨粗鬆症、感染症などの内科系疾患全般を幅広く診ることを基本とし、
各分野の専門医と病診連携をとりながら早期発見・早期治療を行っています。

生活習慣病について

食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣の不健全な積み重ねによって起こる
糖尿病・脂質異常症(高脂血症)・高血圧・高尿酸血症・肥満症・メタボリックシンドロームの診断・治療を迅速に行ないます。

糖尿病

糖尿病治療の最前線では、血糖管理に加え心腎保護や体重管理を目指す包括ケアが進んでいます。

SGLT2阻害薬(フォシーガ、ジャディアンス)や、高い血糖低下・減量効果を持つGLP-1/GIP関連薬(注射薬のマンジャロやオゼンピック、経口薬のリベルサス)が主流です。

さらに持続血糖測定器(フリースタイルリブレ)等のデジタル技術を活用し、病態に応じた高精度な個別化治療を実現しています。

脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症治療の最前線では、心血管イベント抑制に向けた厳格なLDL-コレステロール管理が進んでいます。

スタチンに加え、小腸コレステロール吸収阻害薬(ゼチーア)や、強力な降下作用を持つPCSK9阻害薬の抗体製剤(プラルエント、レパーサ)、年2回投与のsiRNA製剤(レクビオ)など選択肢が拡大。さらに中性脂肪を減らすパルモディア等も活用し、個々のリスクに応じた多角的な動脈硬化予防が行われています。

高血圧

高血圧治療の最前線では、単なる降圧を超えた心血管・腎保護を見据える「個別化医療」が進んでいます。

ARNI(エンレスト)や非ステロイド型MR拮抗薬(ミネブロ)といった新作用機序の降圧薬が定着し、臓器保護効果が高まっています。さらに高血圧治療用アプリ(CureApp HT)などのデジタルヘルスや24時間血圧モニタリング(ABPM)も活用され、患者ごとのリスクに応じた多角的な血圧管理が行われています。

高尿酸血症

高尿酸血症治療の最前線では、痛風発作の予防だけでなく、腎機能障害や心血管イベント抑制を見据えた包括的な尿酸管理が進んでいます。

従来のアロプリノールやフェブキソスタット(フェブリク)に加え、選択的尿酸再吸収阻害薬(SURI)であるドチヌラド(ユリノームやウリアデック)が登場。高い安全性と有効性で選択肢が広がりました。

発作前兆期のコルヒチン使用や、臓器保護を意識した厳格な個別化治療が主流です。

肥満症

肥満症治療の最前線では、単なる減量を超え、心血管や代謝リスクを軽減する包括的ケアが進んでいます。

強力な減量効果をもつGLP-1受容体作動薬(ウゴービ)やGLP-1/GIP持続性受容体作動薬(マンジャロ ※肥満症適応開発中・一部高度肥満等)などの最新薬物療法が登場。食事・運動療法や高度肥満に対する外科手術(腹腔鏡下袖状胃切除術)と組み合わせ、個別病態に応じた持続可能な体重管理を行います。

メタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪型肥満をベースに高血圧・高血糖・脂質異常が複数重なった状態です。

最新治療では、内臓脂肪の減少と複合リスクの同時改善を目指します。GLP-1/GIP受容体作動薬等の進歩により体重・血糖・脂質の強力な総合的改善が可能となりました。さらにデジタルツールによる生活習慣介入を組み合わせ、将来の動脈硬化や心脳血管疾患の発症を予防する包括的ケアが進んでいます。

骨粗鬆症について

骨粗鬆症

骨粗鬆症治療の最前線では、骨折リスクに応じた個別化医療が進んでいます。ビスホスホネート製剤(ボノテオ等)やSERM(エビスタ)に加え、強力な骨形成促進作用をもつテリパラチド(テリボン)や、骨形成促進と骨吸収抑制を併せ持つ抗スクレロスチン抗体イベ二ティ(ロモソズマブ)が登場。重症例ではイベ二ティ等の強力な薬を先に使う「シーケンシャル(順次)療法」で、生涯にわたる骨強度維持を目指します。

感染症について

内科では、風邪、気管支炎、インフルエンザ、新型コロナウイルスなどの呼吸器系感染、虫垂炎、胆のう炎などの消化器系感染、
膀胱炎、腎盂腎炎(じんうじんえん)などの尿路感染など、様々な感染症の診断治療を行っています。
当院内科では4つの隔離室も設け感染拡大防止を図っています。

感染症とは

感染症とは、水や土壌、大気、動物などに存在する微生物が人体に侵入することで引き起こされる疾患です。感染経路は主に、接触感染(食事、手指など)、飛沫感染(咳やくしゃみ)、空気感染、昆虫や動物への接触などが挙げられます。感染症の個人個人の治療も大切ですが、基本は隔離と予防で感染を拡大しないことです。

感染者と離れる、手洗い・うがい、換気などを行うこと、予防接種がある感染症は必ず予防接種を受けることが大切です。当院内科では、感染症患者からの感染拡大を防止するため、感染症の診断治療は隔離室で行います。